腰痛・ぎっくり腰の原因と対策
身体の要となる腰の位置異常が力学的ストレスになる
腰痛は腰が引けた「へっぴり腰」の状態になっています。この姿勢は反り腰になりやすく、後ろだけでなく横にも様々な方向に崩れやすくなります。
腰がズレ(変移)すると力学的な負担となり、この負担に耐え切れなくなったときに痛みやしびれの症状が現れます。症状を一時的に消すのではなく、症状が出る必要がないように位置異常を修正することが重要です。
腰痛のタイプ別解説
ぎっくり腰タイプ(急性腰痛)
ぎっくり腰は、ある日突然、些細な動作で痛烈な痛みに襲われる急性腰痛です。
特徴的な症状
- 突然、腰に鋭い痛みが走る
- 動作のたびに痛みが強くなる
- 腰が横に引け、上半身が傾く
施術期間の目安 1〜2回の施術で改善することが多いです。
慢性腰痛タイプ
腰の痛みが3ヶ月以上続くと慢性腰痛に分類されます。日常の動作習慣(癖)が原因となることが多く、気がついたときにはすでに痛みが慢性化しています。
慢性腰痛のへっぴり腰には2つのタイプがあります
- 腰丸まり姿勢
- お尻が平たくなり、腰から背中全体が後ろに引けるスタイル
- 上向きに寝ると腰が浮いて寝づらい
- 立ち続けると腰の中央部に鈍い痛みが現れる
- 洗顔時に腰を前に曲げることがつらい
- 反り腰お尻後ろ出し姿勢
- お尻を後方に突き出し、腰が過度に反る
- 物を取るときに前かがみになれない
- 接客時のお辞儀で腰が抜けそうになる
- 洗濯物を干す際に上を向いた瞬間に痛みが走る
施術期間の目安 痛みの発症期間や身体の癖によりますが、慢性的な痛みの場合は1〜2ヶ月(約8回の施術)が平均的です。
横・後ろの複合型腰痛(椎間板ヘルニアタイプ)
長期間にわたり腰にストレスがかかると、腰椎が圧迫され、椎間板が飛び出てしまうことがあります。
特徴的な症状
- 腰を捻ると強い痛みが走る
- 片側の腰が痛むことが多い
- 立つときに体重を左右どちらかにかけた方が楽
- 腰痛とともに片側の膝や太もも前方の痛みも発生することがある
施術期間の目安 症状の進行具合により異なります。
へっぴり腰とは?
広辞苑には【屁っ放り腰】として、
「身体を屈めて後ろへ尻を突き出した腰つき。落ち着きや自信のない腰つき」と記載されています。
例えば、スキー初心者が不安定な斜面でバランスを取るために腰を引く姿勢が「へっぴり腰」です。このように、反射的に腰を引いて安定させようとする行為は、実は身体が不安定な状態にあることを示しています。
へっぴり腰のデメリット
- 身体を安定させるために過剰な筋緊張が生じる
- 動きが制限され、パフォーマンスが低下
- 筋肉が固まり、痛みや違和感が発生しやすくなる
改善策 腰の位置異常を修正することで、身体の負担を減らし、安定した姿勢を取り戻します。
施術の重要性
腰痛は急性期から慢性期を経て、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症へと時間とともに悪化する可能性があります。
早期の施術が重要です
- ぎっくり腰:1〜2回の施術で改善
- 慢性腰痛:1〜2ヶ月の施術(約8回)
- 椎間板ヘルニア:症状の進行度合いによる
腰痛は放置すると悪化することが多いため、早めにご相談ください。