自律神経の交感神経を抑制する治療法があります
不眠症とは?
不眠症とは、「眠れない」症状が1か月以上続き、日中のパフォーマンスが低下した状態と定義されています。(厚生労働省のHP)
- 入眠障害(寝つけない、寝つきが悪い、眠れないなど眠るまでに時間がかかる症状)
- 熟眠障害(きちんと眠れているはずなのに、眠った感じがしない症状)
- 早期覚醒(眠れるが、起きようとする時間よりも早く目が覚めてしまう症状)
- 中途覚醒(眠れるが、途中で目が覚めてしまう症状)
不眠症を引き起こす原因
不眠症の原因には、身体的な要因、物理的な要因、精神的な要因、うつ病などの精神疾患や薬の副作用などが挙げられます。
特に、ストレスや不安などの精神的な原因が、悩みやイライラ、緊張を引き起こし、心に負担がかかることで眠れなくなることがあります。この状態が長期間続くと、不眠症が慢性化する可能性があります。
また、人間関係や仕事、パソコンやスマートフォンの使用などから生じるさまざまなストレスは、交感神経を刺激して体や脳を興奮させ、睡眠障害を引き起こします。
自律神経には、活動時に働く「交感神経」と、リラックス時に働く「副交感神経」があります。これらが交互に切り替わることで健康が維持されています。しかし、不規則な生活習慣やストレスが原因で自律神経が乱れ、不眠症の症状が現れることがあります。
通常、睡眠時には副交感神経が優位に働きますが、交感神経が働いてしまうことがあります。これが「自律神経の乱れ」と呼ばれる現象で、睡眠障害の原因となります。
薬物療法以外の選択肢
自律神経の乱れを修正し、交感神経を抑制することが、不眠症の改善につながります。自律神経失調症の原因であるストレスは、心身に過剰な負荷がかかり、歪みを生じることから発生します。交感神経と副交感神経のバランスを運動学的および東洋医学的に修正することで、症状の緩和が期待できます。
不眠症へのアプローチ
以下のようなお悩みはありませんか?
- 薬に頼らず、自然な形で入眠したい
- 睡眠中も身体に力が入っており、リラックスできていない
- 睡眠がとれていないため、常に疲労感がある
- 常に頭が働いていて、休めることができない
- 薬以外で身体に負担をかけない新たな方法で不眠を解消したい
→ 東洋医学に基づく経絡治療と運動学における古武術整体治療で、体本来の状態に戻し、不眠を解決しませんか?
当院での不眠症へのアプローチ
- 自律神経のコントロールを東洋医学的に行います
自律神経は直接的にコントロールすることができませんが、東洋医学では自律神経の働きを「気」の流れとして捉え、古来よりその働きに介入してきました。当院では経絡治療を行い、気の流れるルートを整えて、元気が発揮できる環境を作り出します。 - 交感神経の活性化を抑制します
不眠の大きな原因は、睡眠時に本来活性化すべき副交感神経が働かず、交感神経が活性化していることです。西洋医学では星状神経節ブロック注射が行われますが、当院ではそれと同等の効果(70~80%)を持つ近赤外線レーザー照射を用いて、交感神経の働きを抑制します。 - 姿勢の乱れは自律神経の乱れを引き起こします
長期にわたって姿勢が乱れた状態が続くと、身体にストレスが生じ、その物理的な影響が自律神経に負担をかけます。 - 不眠の原因を探り出します
体調不良の原因をすべて把握できているわけではありません。病気以外にも、無自覚で身体にストレスをかけている事柄があるかもしれません。当院では、あなたが気づいていない問題を見つけるサポートを行います。